天下の奇祭「 笑い講 」

​800年の歴史を持つ農業祭：防府市
毎年必ず全国の茶の間に流れる山口の明るいニュース。師走の第一日曜日、今では日本中の人々が山口から届くこのユニークな祭りのニュース映像を年の瀬の風物詩として捉えています。

笑い講は小俣地区に伝わる伝統行事、鎌倉時代 正治元年(1199)から800年の時を絶えることなく受け継がれてきた小俣八幡宮の神事です。

３回の笑いの一回目は今年の収穫を喜んで、二回目は来年の豊作を願って、そして三回目は今年の悲しみや苦しみを忘れるために笑います。
誓い (前年)、行動し、感謝し、結果を受容する。
これは正に幸福を呼ぶ知恵と仕組み。山口は800年もの昔から「幸福のタネ」を蒔き続けてきたのです。他に類を見ないこの祭りにはそれを支えてきた地域の人々の智慧と、自然への敬い、感謝の心が受け継がれています。

そして何よりも、この祭りを生み出したユニークな発想とそれを実現する大らかさ・大胆な実行力こそ、未来に受け継がれるべき山口スピリットです。

(近年では「お笑い講世界選手権」も地元有志により開催されています)

山口県は「 ３つのＬ 」って、知っちょった？？？

山口３Ｌプロジェクト