下関から北へ約50km、日本海に突き出した向津具 (むかつく) 半島には美しい棚田が幾重にも重なり広がっています。海岸線から切り立った見晴らしの良いこの「東後畑の棚田」は、戦国から江戸時代に開墾され始め〜長い年月をかけ拓き何代にも亘る丹念な手入れにより守られてきました。​
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代々込められた愛情はやさしい曲線となり穏やかな美しい風景を今に伝えています。
北長門海岸国定公園に指定されるこの地域は、丘陵地が海岸のすぐ近くまで迫り、5～6月には写真のように海へと続く幾何百の水面の鏡が現れます。　♪（´∀｀）♪

東後畑だけで210面、向津具半島や青海島などの長門エリアには海岸に沿った数えきれないほどの一大棚田地帯が広がっています。静かに満たされた水面の一つひとつに、そして眼下の日本海にも、悠久の時を一日も欠かすことなく太陽が昇ります。

千とひとつの太陽、その豊かな日射しが降り注ぐ水田では有機栽培による棚田米が丹精込めて育てられます。　(*´Д`*) ﾑﾎｰ

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そして、一日の仕事の終わりを告げるように繰り広げられる夕暮れの天空ショー。その太陽の壮大なアートを楽しんだ後、今度は一つ二つと漁り火が灯り始めます。この海に灯るイカ釣り漁船の漁り火と、水を張った棚田の光景をぜひ目で耳で、そして全身で味わってほしいなぁ。q(≧∇≦*)

静かに満たされた幾何百の水面と、海と空のグラデーション。光を放ち始めたばかりの星と月。そこにいる者だけが味わえる贅沢な時間 〜 移り変わる光が私たちを幻想世界へと誘ってくれます。　(≧ω≦)ｂ