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Francisco de Xavier日本最初のXmas

日本で最初の ​Xmasの灯火は、

西の京 Yamaguchiで点されました。
それは大航海時代と呼ばれた遠い昔、

​Zipanguで捧げられた神への愛の灯りです。

Xavier:フランシスコ・ザビエル
1506年バスク地方ピレネー山脈の南側ナバラ王国(現スペイン)、城主である地方貴族の5人兄弟の末っ子としてザビエルは生まれました。名門パリ大学で学んだ後、カトリックイエズス会の創立者の1人となり、ポルトガル国王ジョアン3世の要請に応え1541年 35歳で宣教師としてリスボンを出航、インド西岸の街ゴアに派遣されました。
コペルニクスが地動説を説いた6年後、未だ天動説が続く1549年に宣教監督として日本に初めてキリスト教を伝えることになります。この際ゴアで洗礼を受けた鹿児島出身のアンジロウ(ヤジロウ)ら3人の日本人と共に薩摩半島坊津に上陸、薩摩の守護大名島津貴久に宣教の許可を得ます。
翌年秋、博多・山口で宣教活動を行いつつ京を目指し出発。1551年1月、日本全土での宣教許可を願うため天皇、将軍への謁見を請願しますが戦乱の影響により叶わず、失意のうちに僅か滞在11日で京を去ることになります。

Yamaguchi:西の京・山口
京を去ったザビエルは、地方の有力大名の領地での宣教に重点を置くようになり、京をも凌ぐ栄華を誇る「西の京・山口」を布教の拠点に選びました。領主大内義隆の宣教許可を受け、2ヶ月で500人に洗礼を授けるなど山口での宣教に励みます。
日本全土での布教を目指していたザビエルですが、来日から約二年後の1551年11月インドの宣教状況を視察するため、トーレス神父とフェルナンデス修道士らを残し一旦日本を後にします。しかし、再び日本の土を踏むことなく中国の上川島(広東)に滞在中、熱病に冒されて病没してしまいます。
1552年12月3日、46歳。
コスメ・デ・トーレス神父が山口で行ったイヴの日の降誕祭、信徒を招いて行われたその日本で初めてのXmasの火が灯るわずか21日前のことでした。

リスボン出航から11年、異境での宣教の歳月。
黄金の国 Zipanguに見たザビエルの夢と強烈な神への愛が、司祭館に灯った小さな明かりたちに照らし出されました。

※17世紀初期、日本人により描かれた「聖フランシスコ・ザビエル肖像」神戸市立博物館 (作者不明)

この肖像に描かれたザビエルは、神に対する燃え上がる熱烈な愛を表す「燃える心臓」を持っています。

周囲にあるギザギザは炎、十字架はキリストに対する献身=神への敬愛の念を象徴しています。



※初めて祝われたクリスマス、舞台となった大道寺の司祭館は中に入れないほどの日本人信者で賑わいました。ミサは数回に渡り訓話や宣教師等による賛美歌、合唱、食事の振舞いにより祝われたそうです。イエズス会公式記録「日本通信」1552年

日本のクリスマスは山口から

2006年11月ナバラ州首相より

山口市が日本のクリスマス発祥の地で

あることの認定書を受けました。



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